訪問理美容の求人事情

訪問理美容って、実際どれくらい稼げるの?

雇用されるのか、独立するのか。

働き方で違ってくるよ

訪問カット市場は今、「人材不足」です。

ネットで検索すれば、お住まいの地域で1つはヒットするのではないでしょうか?

美容師免許、理容師免許、運転免許さえあれば活躍できる場はたくさんあるということです。

訪問理美容師は人材不足?|求人がたくさんある理由

内閣府 令和元年版高齢者白書(全体版)より

一つ目に、日本が総人口に占める高齢化率は28.1%という超高齢化社会で、圧倒的にサービスを必要としている高齢者が増えていることが要因です。

二つ目は、このような高齢化社会という状況をビジネスチャンスと捉え、美容室・理容室を経営しながら「訪問カット」に乗り出す業者が増えていること。

それに対して、訪問理美容師のなり手が少ないことから、仕事はあるけど人材不足という状況があります。

訪問理美容の求人が多い理由
  • 高齢化社会でサービスを必要としている人が増えている
  • 訪問事業に乗り出す業者が増えている
  • 訪問理美容師のなり手が少ない

訪問理美容はどのくらい稼げる?|雇用される場合

地域によって金額に差が出ますので、それを前提に読んでくださいね。

自分が住んでいるエリアで求人情報を検索してみると、リアルな金額が分かりますよ。

正社員として働く場合

求人段階での給与の相場を調べてみましたが、

固定給で24〜36万程度です。

正社員の主な仕事としては、以下のような場合が考えられます。

正社員として求められる仕事
  • スタイリストして技術提供
  • 現場監督
  • 予約受付
  • スタッフのスケジュール調整
  • 売上アップのための施策投入(チラシ作成など)
  • 営業活動

理美容師の免許を保有しているのであれば、現場で技術提供しながら、スタッフに対する指示出しなど現場監督もする場合が多いでしょう。

正社員を募集している事業者は、「施設」「病院」「サービス付き高齢者住宅」といった大型の施設と、複数契約をしている場合が多いです。

契約先がたくさんあると、管理をする人間が必要になってきます。

その管理を正社員に任せ、現場での指示役を担ってもらいたいのが採用の意図です。

具体的には、施設担当者との窓口となり予約の確認をしたり、清掃が行き届いているかのチェック、スタッフがきちんとルール通り動けているかのチェックを行います。

施術以外の時間は、営業活動やシフト管理などの仕事も発生する可能性も高いでしょう。

正社員で働くと、訪問理美容に必要な「営業能力」「管理能力」を学ぶことができます。

いずれ独立しようと思っている場合なら、ノウハウを学ぶためには有効な方法だと思います。

正社員で働くメリット
  • 固定給のため、安定している
  • 現場での管理能力が鍛えられる
  • いずれ訪問理美容で独立を考えているのであれば、業界事情の勉強ができる
  • 正社員で働くデメリット
  • 施術以外の仕事が求められる
  • スタッフと上司、施設担当者の間に入り、業務を円滑に回す責任がある
  • 拘束時間が長い
  • パート・アルバイトの場合

    事業者に登録し、時給または歩合制で給料をもらう形態です。

    サロン経営しながら、開いた時間にバイトして稼ぐことも可能です。

    時給の場合、1000円〜2500円程度。

    歩合の場合、施術料金の50%〜70%程度。

    私がこの働き方でお勧めしたいのは、子育て等で美容師・理容師の免許を持っているのに、現場で働いていないママ。

    子育て中だから、拘束時間が長いサロンで働くことは難しいと感じている方も、訪問理美容は短時間で求人をかけている会社も多いので、自分の都合に合わせて働けます。

    仕事は会社が用意してくれるので、営業する必要もありません。

    いつか美容師として復帰したい、と考えているなら「訪問理美容のアルバイト」と言う経験をしておくのも悪くないと思いますよ。

    パート・アルバイトで働くメリット
    • 企業が営業先を持っているので、すぐ仕事を得ることができる
    • 仕事のノウハウを教えてもらえる
    • 働く時間を選ぶことができる
    パート・アルバイトで働くデメリット
    • 給料体系など企業規定に従う必要がある
    • お客様を選べない
    • 毎回同じお客様を担当できるわけではないので固定客を得づらい

    訪問理美容の求人はハローワークに出ている

    訪問理美容の求人は、ハローワークに掲載されていることが多いです。

    ハローワークのネット検索機能で、地域ごとの求人も見れるようになっています。

    具体的に住んでいるエリアの相場について、調べることができます。

    ハローワーク インターネットサービス

    訪問理美容はどれくらい稼げる?|独立・開業する場合

    独立開業とは、自分が社長になって訪問理美容の事業を始めるということです。

    また、すでにサロン経営していれのであれば、訪問理美容に乗り出すことです。

    初めはスタッフが自分一人でも、順調に売上を上げれば、従業員を増やし事業拡大も可能です。

    独立開業した場合の売上

    独立開業した場合の収入は、以下のように計算します。

    収入=売上−経費(ガソリン、材料、初期投資)です。

    当たり前ですが、売り上げが多い程収入は増えます。

    独立して新規顧客を開拓するなら、まず個人宅から獲得していく方が売上に繋がりやすいです。

    施設はすでに「既存業者」が入っていますので、そこから仕事を奪うのはなかなか大変な作業だからです。

    よって、こんなモデルが想定できます。

    「主に個人宅中心に仕事をする+施設1件で仕事をする」と言うパターンです。

    売上を想定してみましょう。

    個人宅中心で「コンスタントに1日2名施術」し、さらに「どちらかはカットまたはパーマの施術」をした場合で

    売上は22万円程度です。

    MEMO
    【カット料金3500円、カラー・パーマ4000円の場合】
    • 稼働日数20日(週休2日と想定)
    • 施術件数1日平均2名
    • 施術内容 主にカット
    • 売上目安(カット) 3500円×2名×20日=140,000円
    • 売上目安(カラー・パーマ)4,000円×1名×20日=80,000円
    • 売上合計 220,000円

    さらに施設契約が1件取れた場合(1日8名施術・うち1名はカラーかパーマも施術)は

    売上2万円です。

    MEMO
    【カット料金2000円、カラー・パーマ4000円の場合】
    • 施設契約数1件
    • 施術件数1日平均8名
    • 施術内容 主にカット
    • 売上目安(カット) 2000円×8名×1日=16,000円
    • 売上目安(カラー・パーマ)4,000円×1名×1日=4,000円
    • 売上合計 20,000円

    さらにここからかかった経費を差し引いて、手取り収入になります。

    これは、毎日コンスタントに仕事があった場合なので、最初の頃はもっと売上は少ないことが予想されます。

    訪問理美容の場合は、サロンを持つ必要がないので固定費は安く済み、本来利益率は高いビジネスモデルです。

    ただし、「訪問するというスタイル」なので、売上が発生しない「移動時間」が多く、時間のロスが多いのも特徴です。

    訪問美容で安定的に売上を伸ばすには、この非効率時間帯を減らし、高単価を維持しつつ、客数を稼ぐ戦略が必要なのです。

    また、売上を確保したいのであれば、人材を増やすことも必要です。

    私が勤めていた会社では、正社員以外にアルバイトも雇っていましたので、売上100万超えすることもできました。

    独立開業のメリット
    • 全ての決定権がある
    • 受けるお客様、件数を調整できる
    • サロン営業の空き時間を売上に変えれる
    • サロン経営している場合、サロンスタッフを訪問理美容スタッフとして兼務させることが可能
    • 固定客を得ることが可能
    独立開業のデメリット
    • 営業先を自分で、開拓する必要がある
    • 営業先を見つけるまで、売上はない
    • 経費負担が大きい

    まずは「経験」してみよう!

    訪問理美容の求人は、たくさんあります。

    あなたが訪問理美容の経験がないのであれば、まずアルバイトで経験を積むことをオススメします。

    アルバイトの条件は、資格と運転免許があるかだけですから、ハードルは低いです。

    アルバイトを経験することは、現場がどんなんものか、技術や戦略として何が必要かを勉強できるチャンスでもあります。

    独立開業を考えいている方こそ、ライバル他社がどのような方法・経営戦略使っているのか知るチャンスなので、経験しておくべきだと思いす。

    アルバイトから始めるメリット
    • 個人宅の経験を積める
    • 施設の経験を積める
    • ライバルがどんな戦略で営業先を獲得しているのかを学べる
    • ライバルがどんな施術をしているか学べる
    • アルバイト代を開業費の足しにできる

    今後、開業を目指すのか、副業としていくのか、それともアルバイトの方が効率がいいのか。

    置かれている環境によって、目指す働き方も異なります。

    それぞれの特徴やメリットを理解し、「自分にあった働き方」でたくさんのお客様を笑顔にできれば素敵ですね。

    訪問理美容には仲間が必要 美容師・理容師の働き方改革|兼業の時代 

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