訪問理美容 元営業 しるこです。
今日は「注文をもらい続けるためには、どうしたら良いか」について書いてみようと思います。
なんで注文をもらい続けなくてはならないのか?
お客様も、私も年をとります。
残念ながら、今訪問カットしているお客さんも、今の状態が続くわけではありません。
今は在宅でカットしているお客様も、もしかすると施設に入るかもしれません。施設では、業者が入っているので、特別にカットさせてもらえない場合もあります。お客様を一人失いますよね。
だから、常に新規でお客様を獲得し続けなくてはならないのです。
目次
人は忘れてしまうもの

みなさん、訪問カットで注文をもらう時、どのような方法でもらってましたか?
曜日固定は簡単です。Aさん(または施設)は「毎月第3水曜日」と決めてしまうのです。
そうするとスケジュール調整も楽ですし、数日前にお電話して確認するだけ。
でも、お客様の都合で固定できない場合もあります。もしくは、決めても、ずれ込んでしまう場合もあります。
さらには、「また、伸びた頃に注文しますね〜」というパターン。これは危険。いつになるかわからない、というより次に注文をもらえるかわからない!
さぁ、そんな時はどうすればいいでしょう?
訪問理美容の日を忘れないで!というメッセージを送ろう

施設の方は、日々の業務がとても忙しいです。
家族への連絡、病院への付き添い、食事の準備・介助、入浴介助…挙げたらきりがないくらい、多岐な仕事をこなされています。
その中で、利用者さんの「カット」はどの程度優先順位が高いと思いますか?
多分、結構後回しなのではないかと思います。(そりゃ仕方ないよね、と思います)
つい忘れがち、つい後回しにしがち、そして「あ!もうそろそろやらなきゃ!」ってなるパターン多いと思います。
日付が近いと、他の予約の兼ね合いでスケジューリングが難しくなりますよね。
即答したいけど、できない。→ 調整してまた連絡 →日付合わない → また調整…と、なかなか決まらないこともありました。
そのような状況を防ぐために、先に予約を埋めてもらうのです。
私がよくやっていたのは、こんな方法です。
- 次の予約日を決め、カレンダーに書いてもらう。
- もうすぐカット時期ではありませんか?というメッセージとともにfaxを送る。
- 施術の際に、「次のカット予定は●月●日頃です」「注文は●日頃までにお願いします」とカード(シール)を渡す。
- 「◯◯通信」、「△△たより」など、日々のことを記した新聞・手紙を作ってfaxや郵送する。
一見地味です。でも何もしないと忘れられます。
だから、「私いますよ〜」「もうすぐカットですよ〜」ってお知らせしてあげてください。
特に初めて注文もらったお客様〜2、3回注文もらうまでは(要は固定客になるまでは)必ずやった方がいいです。
一生懸命なという姿勢も伝わると思いませんか?
ネットで空き状況を知らせる

今、サロンでは、ネット予約がかなりの割合で普及しています。
なぜか?電話で予約するというハードルが高いと感じているからです。
自分が予約したいタイミング=電話予約可能時間ではないからです。
これは訪問カットでも言えます。
施設の担当者が夜勤の時、ネットで調べているかもしれないですよね?
空き状況を先に確認し、スケジュール調整したいかもしれない。
そのニーズに応えてくれる=予約しやすい業者となり、事前の予約率が上がるのです。
- ホームページを作り、空き状況がわかるようにする
- SNSで空き状況を発信する
- 専用のlineアカウントで、常時メッセージ(予約依頼)受信を可能にする
まとめ
利用者さん、ご家族、施設担当者の「困った」「面倒」「忘れてしまう」を解決してあげることで、早期の予約率を上げ、スケジュールや人員の調整がしやすくなります。
一見地味な作業ですが、既存のお客様でも、常に”新規営業するくらいの気持ち”で相手にアピールしましょう。