たまこ
しるこ
今年一年生になる息子(6歳)を育てているワーママしるこです。
自分がお金の勉強をしてこなかった経験から、子供には「お金に強い子」になってもらいたいと、日々お金の勉強+実践中。
今回のブログのテーマは、ズバリお年玉です。
子供のお年玉って、どんな風に管理してますか?
我が家の場合、子供名義の口座にお年玉やお祝い金+児童手当をためてきました。(一部、つみたてNISAで運用中)
でも、そろそろいろんなことが理解できるようになったお年頃だし、いつか「小さい頃に貯めたお年玉はどこに行った問題」を勃発させるのも嫌なので、子供にもわかるように透明性を持たせた方法で管理するべきだと思い始めたんですよね。
そしてできれば貯めること以外に、お金の勉強にも役立てたい!と思い、お年玉の管理方法について調べて実践してみました。
お年玉は、ただ貯めておけばいいの?どこに貯める?お年玉から何を学ばせる?という疑問に、しるこが実際している方法を紹介しています。
- 子供のお年玉の管理方法に悩んでいる
- お年玉をもらった機会にお金の勉強をさせたい
- お年玉をきっかけに、お金に興味をもってもらいたい
目次
【お年玉は貯金だけじゃNG?】お年玉を3つの目的に分けよう
- お金を使う力 → お財布へ入れる
- お金を貯める力 → 貯金箱へ入れる
- お金を増やす力 → 口座へ入れる
お金って、ただ使うだけのものじゃありませんよね。
大人もお給料が出たら、今月使う分、将来のため(例えば車購入や教育費など)に貯める分と分けて管理したり、さらには投資をしている人もいるでしょう。
子供にも「あればあるだけ使っていい」というお金の使い方ではなくて、将来を見据えて、お金を目的別に分けるという方法を身につけてほしいなぁと思ってます。
Youtuberの両学長が好きで、よく動画を見ていますが、彼は「人生を豊かにする5つの力」として、「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」が必要だよと言ってます。
我が子の様子から「使う」「貯める」「増やす」について、そろそろ教えてあげてもいい頃かなぁと思って、お年玉を使って実践してみることにしました。
お金を使う力 買い物の練習
子供の頃は、お金を持たせる必要はない!という人もいるかと思いますが、私は子供には積極的にお金を使う練習をさせたい派。
いずれ使うことになるんだから、早いうちから練習させておこう!という考えです。
スーパーで欲しがるお菓子なんかも、予定外のものは自分のお金で買ってね、と伝えています。
原資は、週一回のお小遣い100円。
そして今回のお年玉。
もらったお年玉で、おもちゃを一つ買ったので残りのお釣りを合算して、近い将来使うお金としてお財布へ。
お金を貯めて大きい買い物をしてもいい、日々使ってもいい。
ここは子供の自主性に任せる範囲のお金です。
ちなみに今回のルールを適用するタイミングで、おこづかい帳も用意しました。
まだ字が上手に書けないので、用紙も大きい方がいいと思って、市販のおこづかい帳ではなく、オリジナルで作ってみました。
おこづかい帳については、別記事で詳しく紹介していますのでチェックしてみてくださいね。
お金を貯める力 先取り貯金
お年玉のうち数千円は、中期的な目的で使うことを想定して別の貯金箱に入れました。
息子はレゴテクニックというおもちゃが好きなのですが、大型だと一万円以上するものも多く、気軽に買うことはできません。
どうしてもほしいなら、お金をためて買おうねと言っているので、目的を持って欲しいものを買うためのお金として別管理としてます。
途中、他の誘惑に負けてしまうかもしれませんが、それも勉強。笑
お財布の中に常にそれなりのお金が入っていると、「使ってもいいんだ」と思いがちなので(これは大人もですよね)、あえて先取り貯金として別管理にしました。
お金を増やす力 投資
長期的な資産形成の方法として、子供にも投資を学ばせたいと考えていました。
そんな時に知ったのが、口座の残高に対して、年に一度利子を渡すという方法。
厚切りジェイソン氏が実際にお子さんへのマネー教育のために実践している方法だそうです。
ジェイソンさんは3人の娘に手書きの「ノート通帳」を作り、お金を管理させている。
「長女が6歳、三女が2歳のとき、3人同時に作りました。基本的には、お年玉を誰からいくらもらったか。ただし、僕の親はドルでくれるので、娘と一緒に為替を調べ、円換算して記入します。そして毎年、年末になると、残高に対して1割の利子をあげているんですよ」
引用元:Exciteニュース
投資は「期間」がモノを言うので、早い頃から投資の概念を教えてあげたいな、と思っていた時にこの方法を知り、これだ!と思いました。
我が家の場合は、とりあえず郵貯の口座に入れていますが、年末にその残高に対して1割の利子を渡して、「お金を投資すれば、お金が増える」と言うことを実感させてあげたいと思います。
初めは理解できないかもしれませんが、何度も同じことを繰り返し伝えることで、理解ができるはずと信じて。
お年玉をきっかけに、子供にお金の教育を
- 投資の知識は、これから生きるために必須となる
- 学校では教えてくれないから、親が教えてあげよう
- まずは親が学ぶ
今年から小学校へ通い始めますが、小学校ではお金や税金に関する授業はありません。
2022年度から、高校の家庭科の授業で触れることになったようですが、果たして何時間学ぶのでしょうか。
2022年度から始まる高校の新学習指導要領は、家計管理などを教える家庭科の授業で「資産形成」の視点に触れるよう規定した。家庭科の先生が裁縫や調理実習に加え、株式や債券、投資信託など基本的な金融商品の特徴を教えることになる。
引用元:日本経済新聞公式サイト
私は大人になってからFP試験、読書、Youtubeなどでお金の勉強をしましたが、トータルは100時間は超えます。
それでもまだ分からないことがあるのに、家庭科の授業で学ぶだけでは十分とは到底言えません。
お金に強い子にしたいと考えるなら、親が先生となって教えてあげる他に方法はないでしょう。(現時点では)
「えー、でも自分の勉強するの苦手だし、子供には教えられない」と思うかもしれませんが、今から子供と一緒に学んでいけば間に合います。
親が学んで、子にアウトプットする。
アウトプットすることで、親にも知識が定着する。
お互いWin-Winな関係だと思いませんか。
日常的に使う「お金」を正しく使えるように、大人も子供も今から学んでいきましょう。
お金の勉強に役立つ本については、別記事でまとめていますのでぜひ読んでみてください。